水害（その２）

実は…店舗を含む加工場などの会社の敷地内の大部分の雨水はトイレ前の排水溝に集まる仕組みになっています。
雨量が多すぎるらしく、社外への排水が追い付かずトイレ前の排水溝があふれ始めていたのです。
この現象は、数年前にもあったことなので…
「やばい！社内のいたるところで排水しきれない水があふれ出すはずや！」と思ったわけです。
案の定、店裏付近では、すでにあふれ始めていました。
　「これ以上、雨脚が続くと…」と、急いで母を呼んで床付近にある商品や資材を机上や一段高いところへ上げるように頼み、
私は急いで排水ポンプでトイレ前の排水溝から外へ出して、なんとか社内に水があふれ出さないような試みをしていました。

＜　排水ポンプ１号機　＞
しかし、雨は強くなる一方…
社内の奥など低い場所から、どんどん水が入り込み始めて水だまりが出来ていました。
そんな時、父親が更に、もう２台の排水ポンプを持ってきたので３台で排水を試みました。

＜　３台の排水ポンプで無理やり外へ排水する様子　＞
もちろん、すでにずぶ濡れ、長靴も意味をなさない状態でした。
　なんな中、嫁から電話が…
「家に行けない！！！子どもたちを迎えに行って！！！」と悲痛な声で・・・

家には朝の「警戒レベル４」を受け隣町からの二人の子どもも預かっており、自宅には我が子も含め五人の子供がいました。　【つづく・・・】